セミナー運営2017年06月30日

計算力学技術者/CAE技術者試験の対策セミナーに向けて

 日本機械学会が認定する計算力学技術者/CAE技術者試験の申込みが近づいてきました。
そろそろ受験するかどうかを悩み始めている方もいるのではないかと思います。

 技術屋.netでは、機械設計に関わるCAE解析者・設計者に対して『2級(固体分野)』受験を推奨しており、要望に応じて対策セミナーを実施しています。
 
 
 今年も試験にチャレンジされる企業や個人からのご要望で対策セミナーを秋頃に計画中。
それに向けて2016年度版の標準問題集を購入しました!
毎年、標準問題集は少しずつですが改正が加えられているので、セミナーを開催する時には必ずチェックしています。
 
この標準問題集。
どれだけ力学や有限要素法の知識・業務に自信があったとしても、試験への合格に向けては、しっかり全ての問題を解けるようにしておくことが非常に大切です。

その理由は3つ。
・ 毎年この中からほぼ同一の問題が少なくない比率で出題されます。
・ 試験範囲に対して満遍なく網羅されているので苦手な箇所が分かります。
・ 試験特有の『出題の癖』のようなものを理解することができます。
 
 
と良いことばかりに見えますが、実際に解く受験者にとっては苦悩する点も。
・ 問題自体が何を問われているか分からないくらい難しい。
・ 解答の解説を読んでも理解できないことが多い。

 そもそも計算力学についての知識が十分にあることが前提でつくられている問題集であること、問題集として編集できる文字数にはかなりの制限があると思うので、それを考えると仕方ないことです。

 しかし、製造業でCAE解析を担当していて挑戦する方の多くは、計算力学の理論をあまり意識することなく業務を実施していると思います。
そのような方は、計算力学の理論をしっかり理解していないことも多く、この資格試験を通じて理解を深めようとしている場合、この問題集はかなりの苦痛だと思います。
 
 そのため、問題と解答を暗記してしまう受験者もいたりするのですが、やはり理解していない状態で受験すると、それが結果に反映してしまうことが多いのです。
 
 
 それを補うのが対策セミナーの目的です。
問題の意味を理解し解答を導けるようにひとつひとつの問題に対して丁寧な解説をしていくこと。また、短時間で問題を解くために、解き方のテクニックや覚えておいた方が良い知識なども。。。
受験者のセルフスタディを支援するための最大限のサポートを提供していきます。

 それを実現するためにも、まずは講師である自分が全ての問題をしっかり理解して事前に解いておくこと。
今年も問題集の全問題をひとつひとつ解いていこうと思います。。。大変な作業だ(笑)

セミナー運営2017年03月18日

機械技術者の資格挑戦をおススメします

あまり多くはありませんが、機械設計者の資格は幾つかあります。
技術士(機械部門)
機械・プラント製図技能士
機械設計技術者試験
CAD利用技術者試験
計算力学技術者(CAE技術者)
などなど。

 機械技術者は、資格を持っていなくても基本的にその仕事に就くことが出来ますし、転職の際でも資格の有無は経験ほど重要視されない傾向があります。
 また、その業務に特化したスキルは、経験を重ねることで習得していくことが多いので、資格試験の知識が仕事に役立つ機会は、それほど多くないかも知れません。
 そのためでしょうか・・・機械技術者は資格取得に興味を持つ方が少ないように思います。

 しかし、技術屋.netでは出来るだけ資格試験への挑戦を推奨しています。
その理由は4つ。
1.資格を目指す目的意識によって学習へのモチベーションを保てる。
2.学習の成果を資格試験の合否で客観的に把握することが出来る。
3.業界・業務に特化したローカルルールではなく、どこでも共通して通用する知識が身に付く。
4.資格が無いよりは有った方が絶対に良い。

 僕自身、新たに何かを学ぼうと考える時は、まずはその分野ではどんな資格があるかを調査します。そうする理由は、さきほどの1と2の理由が大きなウェイトを占めています。

 勉強は「いつまでに」という制約を設けないとダラダラとしてしまいますし、終わりが見えないと心が折れてしまいます。
 「試験までに」という期限を持ってそれまでは集中して勉強する。合否に関わらず自身がその期間内にどれだけの知識を身に付けたのか試験結果をもって把握する。
 それだけでも資格に挑戦する価値があるのではないかな。と思います。

 そして資格に合格することが出来れば、「どこでも通用する知識を一定以上身に付けている」ことが証明されます。
 例え、仕事やキャリアにすぐに活かせる資格では無かったとしても、「目的を達成するために集中して物事に取り組む」コツや、「身に付けた知識によって多面的に物事を考える」視野の拡大などなど、資格に挑戦することによって得られることは多いでしょう。

 新生活の季節。
資格取得を目標に新たな挑戦をしてみてはいかがでしょうか?

K.T

セミナー運営2017年02月24日

機械設計の基礎にこだわる2017年度セミナー受付開始!

 2017年度の技術屋セミナーは「機械設計の基礎固め」をテーマに計画。受付を開始しました!

機械設計の未経験者や初心者でも、楽しみながら基礎を身に付けることができるセミナーには・・・
ポンチ絵で学ぶ機械設計図面の基礎セミナー
Fusion360で学ぶ3Dモデリング ~自分だけのオリジナルスタンプを作ろう!~

機械設計の技術者として基礎力を固めることができるセミナーには・・・
設計者の即戦力を高める機械製図(2日間集中講座)
機械設計に必要な剛性設計の基本(18時間コース)
CAE解析を活用するための有限要素法入門(15時間コース)

・・・と、今期は二人のベテラン技術者で、充実の内容を講義していく予定です。

 僕が講師として担当させて頂くのは、機械設計者向けのセミナーとして「剛性設計」と「有限要素法入門」。
 今回は「機械設計の基礎」にコダワってセミナーを企画していますが、特に「基礎」という言葉に「誰も教えてくれない大事なこと」という意味を込めています。
 僕は設計業務を遂行する時に最も大切なことは、力学や規格に込められた本当の意味、つまり「本質」を知ることだと思っています。しかし、これを納得できるように説明をできる人は少なく、長い間、業務経験を続けていく事で習得したり、誤解したままになっていることも多いようです。
 そうすると理解が「あいまい」になってしまうことが多いので、これをスッキリしてもらうことが、技術屋セミナーの「基礎」を学ぶことだと思っています。

 漠然としていて分かりづらいかもしれませんので、昨年のセミナーアンケートで、受講された方の感想を幾つかご紹介しますね。

「解説が原理について詳しく説明され、質問内容にピッタリの答えをまず言ってくれるので納得しやすかったです。様々なあいまいなところについて腹落ちできました。」
「基本を丁寧にやった後に、実務的な話をして、基本と実務のつながりが分かるような構成になっていて分かりやすかった」
「今まで業務の中で、何を計算しているかよく分からない作業をしていることがあったが、今回、全体像だけでなくその内容まで理解できたので、今後は自分で判断しながら業務ができると思う。」

 2017年度のセミナーでも多くの方にスッキリしてもらえることを目指したいと思っています。

K.T

セミナー運営2017年01月29日

機械設計の基礎固め!2017年度セミナーを企画中。

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 暦は2017年になって、2016年度も残り僅かです。
2016年度セミナーとして受講生を募集しているセミナーは『計算力学(CAE)入門セミナー:有限要素法編』のみで、そろそろ2016年度は締めの時期になってきました。

 2016年度は、これまでの座学中心のセミナーから演習を中心としたセミナーへ転換することを目標に試行錯誤をしながら進めた1年でした。
 新しく作り直したプログラムなのでセミナーとしての完成度が低かったのですが、受講者が少なかったので、参加者の要望を聞き改善しながら進めることが出来ました。その結果、成果の高い1年になったと思います。
 
 そして現在、2017年度のセミナーを企画しています。
今年は、『機械設計をやったことがないけどやってみたい』『機械設計をすることになったけどちょっと不安・・・』という方が自信をもって仕事を始めるためのセミナーを重点テーマとして開催していきたいと考えています。

 機械設計者が仕事を始める時に絶対に身に付けておきたいスキルって何でしょう?
これを明確にするために、「T+1製品の開発にあたって、ここを手伝ってもらえたら嬉しいなぁ。」という設計初心者像をセミナー運営者で話し合いを重ね・・・
その結果、「まずは図面が描ければ即戦力になれるはず。」と結論付けました!
そのために習得すべきスキルとして、『機械製図知識』『機械要素知識』『3Dモデリングスキル』の3つをピックアップしています。

 これらを楽しく!早く!安く!確実に!習得できるようなセミナーを企画中です。

どうしたら楽しみながら学べるの?
どうしたら短期間で習得できるの?
どうしたら・・・?

 具体的な内容を決定するためにはたくさんの課題がありますが、2月中旬に申込開始,4月~開催に向けて企画を作り込んでいきたいと考えています。
具体的な内容が決まりましたら、またご報告いたします♪

M.K

製品開発2017年01月09日

磁石の見えない木製マグネットフック

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傘もかけられるウッドマグネットフック』は
「ネオジム磁石」で玄関ドアや冷蔵庫に強力にくっついて、その名の通り傘もかけられちゃいます(*^▽^*)

このネオジム磁石は、一般に普及しているフェライト磁石に対して磁力がとても強いことが特徴。
・・・世界最強の磁石とも言われています!

小さな磁石でもがっちりくっついて離れなくなるので、小さな製品が大きなモノを持ち上げてくれる。
そんな製品をつくってみたかったのです(≧∇≦)

でも高い温度になると磁力が減ってしまったり錆びやすいという弱点もあります。
製品として販売するには、この弱点を克服したり回避する機能と構造を検討しないといけません。

 このマグネットフックは、どこから見てもマグネットは見えなくて
高級木材のブラックチェリーをカワイイ形に削り出しただけに見えます。

 実は、巧みに埋め込んであるんです♪ その方がオシャレですよね(*’-‘*)エヘヘ

 でもこれは、オシャレというだけでなく製品の機能品質を満たす大事な役割を持たせているのです。
ネオジム磁石のデメリットは錆びやすいこと(・・;)
錆びを防ぐために表面にはめっきが施されていますが落としたりして欠けたらそこから錆びてしまうかも。。。

それを克服するアイディアとして「埋め込む」ことをしています。
木の中に埋め込まれていたら落としてしまっても、欠けにくいしもしも欠けたとしても錆びにくくなります。

傘など濡れたものをかけるためには錆びを防ぐことはとっても大事なんです。
T+1の製品はそんな所までちゃんと配慮して製品開発に取り組んでいます♪

M.K

製品開発2016年12月21日

傘もかけられるウッドマグネットフック

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ある雨の日の出来事がきっかけで、ちょっとした製品を開発したことをご紹介します。

私は賃貸マンションに暮らしていて、その玄関は想像以上に狭いんです;
その玄関には、帰ってきた時に傘立てを置くスペースがないので濡れた傘を立て掛けたり
ドアノブに引っかけたりしているのですが・・・

床に立て掛ければ、ずるっと滑って倒れてしまうし、ドアノブに引っかけても滑って落ちたり、出入りする時に邪魔になってしまいます。
傘の置き方には、満足できる置き方ができず、本当に困ってしまいました(^-^;

そんな時・・・
玄関扉に磁石でくっつくフックがあってそこに掛けられれば便利じゃないかな?
と考えたのです。

でも、市販されているマグネットフックの大半は実用性重視のプラスチックでできたキッチン小物で、玄関でオシャレに傘をかけられるようなものは見つからなかったのです(ノ_-。)

そこで・・・「どうせなら自分で作っちゃえ!」
と自分でマグネットフックを開発することにしました(*^^)v

意外と簡単に見えるかもしれませんが写真のような形に落ち着くまでには大変な苦労がありました。
機械設計出身の性なのでしょうか・・・?
メカメカしい複雑な構造を考えてしまうので、製作にかかる時間やコストが目標レベルにはなかなか到達しません。

検討していく中で余計な部分を削ぎ落とし、シンプルで機能的な構造のみに集中させていくことを何度も繰り返して、最終形状に到達させています。
傘をかける以外にも玄関を演出するために使えそうなステキなアイテムに仕上がったと思います。

おかげさまで、ウッドマグネットフックは、開発製品の中でも特に好評な製品として発売中です♪

M.K

製品開発2016年11月09日

木材を使った製品開発についての打ち合わせ

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 最近、T+1の開発製品は木材を使うものが増えてきています。

 自然志向な木材のぬくもりや香りにコダワリを持つ消費者が多いこと、金属と比べて加工性が良いこと、などが理由なのですが・・・
 もともと金属や樹脂の機械設計を中心に活動をしてきた技術屋.netとしては、木材特有の課題に試行錯誤を重ねていることもあります。

 知らないことは学ぶしかない(^^♪
デザイナーの坂上さんに木材の専門家を紹介して頂いたので、木材についての基礎知識や取引について教えて頂くことにしました。

 この一方的な(汗)訪問を快く引き受けて下さったのは畔上さん。
けやき建築設計で意匠や構造計画をされている建築士で、越谷の市議会議員さんでもあります。

 当日は、けやき建築設計の事務所を訪問。
 T+1の製品を見せつつ、苦労していることや分からないことなど、疑問に思っていることを片っ端から質問攻めしたのですが・・・

 畔上さんは、木材の性質、加工方法、樹種による違い、産地による違い、用途に合わせた木材の選択方法、仕上げのアドバイス、仕入れ・調達の方法などなど。
 ひとつひとつ丁寧に、私たちでも分かるような簡単な言葉を使って説明してくださり、製作に関するアドバイスをしてくださいました。

 おかげでお腹いっぱいになるほど、興味深くてすぐに役立つ知識を身に付けることができました。
 やっぱり、インターネットや書籍で調査⇒実際に造ってみて試行錯誤を繰り返すよりも、専門家に直接、指導して頂きながら学ぶのが、最も身に付くということを、実感しました♪

 ご多忙にも関わらず、急なお願いを聞いてくださった畔上さんに感謝です<(_ _)>

ちなみにお昼ご飯に連れて行ってくださった家庭料理店のランチが、とても美味しいだけでなくボリュームたっぷり。本当にお腹いっぱいになりました。
 越谷は奥が深いです(笑)

M.K

2016年11月08日

更新が滞ったことをお詫びいたします。

 先月より、サーバートラブルによりプロジェクト,及びナレッジベースの更新が滞っておりました。
ホームページをご訪問頂いている方々へご迷惑をお掛けしましたこと、お詫びいたします。

 現在は、トラブルへの対処は完了しておりますので更新を再開していきます。
今後とも技術屋.netをどうぞよろしくお願いいたします。

製品開発2016年10月15日

【モニター募集】オーダーメイド・シーリングスタンプ

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ワインコルクのシーリングスタンプを発表した時に、簡単に触れましたが・・・

 オーダーメイドでオリジナルの真鍮製シーリングスタンプを製作して、コダワリの製品やサービスのブランディングアイテムとして活用したい!
という方に、活用の事例や効果などを教えて頂くことで、T+1で製作した真鍮製シーリングスタンプと木製ハンドルのセットを割安でご提供するモニターさん5名様を募集しています。

 シーリングスタンプは、会社名や屋号,製品などのロゴマークや英文キャッチフレーズなどの情報で、一から製作する真鍮製のオリジナルスタンプです。
 

 シーリングスタンプとは、手紙や文書に封印を施す印璽(いんじ)のこと。
古来からヨーロッパでは重要な信書を届けるときに使われてきた道具で、ヨーロッパの伝統的なアイテムとして長い歴史があります。
映画『エリザベス』や『オペラ座の怪人』などにも登場するので何度か目にしたことがあるかも知れません。
スタンプは、専用のロウを溶かしたワックスやグルーガンで作成できます。
専用のロウを使えば、格調高く高級なイメージを持ったスタンプとして。
100均でも購入可能なグルーガンを使えば、手軽でオシャレなスタンプとして。
製品や包装に付与することで、高級感と特別感を高めてブランディングを演出してくれます。

私たちが製作するシーリングスタンプは、プロのデザイナーとエンジニアの連携によって、単なるロゴマークを彫りだすだけでなく、ロゴマークとキャッチフレーズが立体的に重なって浮かび上がる多段彫りのスタンプを製作する事も可能です♪

ロゴマークなどが無い方は、ご相談いただければオリジナルスタンプのデザインなどを、プロのデザイナーが製作することも別料金にはなりますが可能です。
 

情報を提供して頂けるモニターさんとして製作して頂けると、販売価格から10,000円値引きした
外形23mmの場合(ロゴマークのみにちょうど良いサイズ):15,000円
外形28mmの場合(ロゴマーク+キャッチフレーズにちょうど良いサイズ):20,000円
でご提供させていただきます<(_ _)>

真鍮製なので、一度作れば半永久的に使えますし、アイデア次第で、様々な用途にお使い頂けます。ご興味のある方はご連絡お願いします!
まずはサンプル製品を実際にご覧頂きながら、スタンプを作る体験をして頂くことも可能ですので、お気軽にお問合せくださいませ♪

M.K

製品開発2016年10月09日

T+1開発プロジェクト10月定例会

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 ソニー ワールド フォトグラフィー アワード 2016の作品展の訪問後、デザイナーの坂上さん、マネージャーの高田さんとともに、T+1開発プロジェクトの定例会へ。。。
 

 今回の話題は、T+1というブランド製品を売り出していくための作戦会議♪
 デザイナーの坂上さんは、名刺やパンフレットのデザインに着手されていて、私がITの専門家への依頼を通じて担当しているホームページの製作にアドバイスをしてくれています。

 また、高田さんは、少しずつ拡充されてきたT+1の新製品で、minneで試験的に実施している販売状況の結果を私からヒヤリングしながら今後の販売に向けての方向性を検討しています。
 

 今回、その二人を交えて全体の現在の状況分析と今後の進め方について議論を進めたのですが、白熱して予約した会議室の時間内では終わらず・・・(*_*;

近くの喫茶店に場所を移して、議論を続行しました(^ ^;
 

 普段はメッセンジャーやメールでのやり取りが多いので、直接会って話をすると盛り上がる盛り上がる(笑)やっぱりメンバーが顔を合わせて話をすることって大切ですよね♪
 

 今後、パンフレットやホームページも完成します。と同時に本格的な販売に移行していきます。少しずつですが、形になり始めてきた「T+1」ブランド。
みんなで頑張っていきたいと思います♪
 

M.K