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製品設計システム

CIM(Computer Integrated Manufauturing:コンピュータ統合生産システム)

 
 顧客ニーズの多様化による多品種少量生産,短期開発・短納期生産への要求拡大,グローバル視点でのコスト競争の激化など、製造業を取り巻く環境は、一段と厳しさを増している。これに対応するためには、情報技術を活用した生産情報システムの構築は不可欠である。これを実現するシステムとして、CIM(コンピュータ統合生産システム)が「受注から製品開発・設計、生産計画、調達、製造、物流、製品納品など生産にかかわるあらゆる活動をコントロールするための生産情報をネットワークで結び、さらに異なる組織間でも情報を共有して利用するために一元化されたデータベースとしてコンピュータで統括的に管理・制御するシステム」とJIS Z 8141-2308で定義されている。
CIMのサブシステムとして構成されるシステムには、機械設計に重要なシステムがあるので紹介する。
 

PDM(Product Data Management System)

PDMとは「生産活動を行うための情報を、データベースを使用して統合的に管理すること(JIS B 3000-3035)」である。
 

CAD(Computer Aided Design)

CADとは「製品の形状その他の属性データからなるモデルをコンピュータの内部に作成し、解析・処理することによって進める設計(JIS B 3401-0102)」である。
 

CAM(Computer Aided Manufacturing)

 CAMとは「コンピュータの内部に表現されたモデルに基づいて生産に必要な各種情報を生成すること、及びそれに基づいて進める生産の形式(JIS B 3401-0103)」である。
 

CAD/CAM

CAD/CAMとは「CADによってコンピュータ内部に表現されるモデルを作成し、これをCAMで利用することによって進める設計・生産の形式(JIS B 3401-0104)」である。
 

CAE(Computer Aided Engineering)

CAEとは「製品を製造するために必要な情報をコンピュータを用いて統合的に処理し、製品品質、製造工程などを解析評価すること(JIS B 3000-3001)」である。